薬剤師mokaのいらすとブログ

iPad Proで絵を描きます。新米薬剤師です。

日本より断然働きやすい!カナダ留学で感じた働き方の違い

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カナダに短期留学していました、moka(@mokapple)です。

 

滞在中、現地で英語を教えるボランティアをしているカナダ人と仲良くなり、労働環境について話す機会が何度かあったのですが、まぁ本当に日本の労働環境は異常だと思います。

 

さすが「KAROSHI(過労死)」が国際用語化してるだけあるな、と思いました。

カナダと日本の比較

労働環境はカナダのほうが断然良いと思います。
カナダで働いたことはありませんが、実際に働いている日本人は全員、「カナダのほうが働きやすいし、待遇も良い」と言っていました。


カナダでは、働いている人たちが、平日にプライベートの時間を持っているんですよ。

 

私が日本で働いていた頃は、平日は全て、仕事に捧げるものでした。定時に仕事が終わる事なんてあり得ないので、アフターファイブなんてもってのほかです。

 

トロントでは、語学学習を通した異文化交流が結構盛んで、中にはカナダ人のボランティアが参加して、英語を教えてもらえる集まりもあったりします。

開始時間は、平日の夜6時頃。

 

スーツに身を包んだ、日本でいうサラリーマンのような人たちも何人かいましたが、一体全体どうやって平日の6時に集まれるんだろう・・・。

不思議で仕方がありませんでした。

 

みなさんは、平日の夜、仕事終わりにボランティアをする気力はありますか?
そもそも、そんな時間がない人も多いですよね。

 

私が日本で会社勤めをしていたころは、定時上がりなんて、新人の研修期間のあいだくらいでした。
本格的に配属先が決まって、働き始めてからは、定時で帰れたことはほぼありません。平日はすべて会社に捧げるものだと本気で思っていました。


仕事が終わった後にボランティアをする時間なんてもちろん無いですし、そんな事を考えたこともなかったのです。

カナダのサラリーマンのイラスト

ですが、カナダでは違いました。
会社帰りの人が集まって、ボランティアに参加してくれるんです。

 

よその国からきた留学生に英語を教えたり、仲良くなって一緒に飲みに行くこともありますし、そもそも仕事で疲れて疲弊している人がいませんでした。

 

海外で体験するカルチャーショックはたくさんありますが、これはかなりびっくりしましたね。

 

早い日は16時にあがれるし、入社1年目でも2、3週間の有給をとって海外旅行に行ったりしているんだとか。

日本だと考えられないですよね。

日本で働くのは二度と嫌

日本で働きたくないイラスト

カナダ滞在中には、日本人留学生と集まって、労働環境について話す機会がありました。


私が出会った日本人留学生は、主に大学を休学してやって来た学生の子たちと、退職して来た元社会人の方達でした。

 

大学生は「留学したことを活かして、日本で就職したい」という子がほとんどだったのにも関わらず、元社会人の人たちは「カナダで永住権を取って働きたい」という人が結構いたのに驚きましたね。もう日本では働きたくない、と。

まぁ私も後者派ですが。

 

日本の労働環境は本当に大きな問題だな、と改めて考えさせられました。

会社以外の環境に触れることの大切さ

平日にボランティアできると何がいいかって、頭と体が仕事が支配されずに済む事だと思います。良い気分転換になるんです。


会社の同僚、上司以外の人とも話せて、新たな繋がりができる。これって何気に大切なことではないでしょうか。

 

平日は毎日朝から晩まで仕事に縛られて、業務時間後も会社関係の人と飲みに行って、愚痴を言ったり、悩み相談をしたり・・・。

 

こういう付き合いも必要でしょうが、私は平日に仕事とは全く関係ない環境に触れる時間もとても大切だと思います。

日本では労働者はロボット扱い

日本では、あまりにもルールや世間体が厳しすぎて、まるで「働くロボットになれ」と言われている気持ちになります。

 

 

私は薬局で働いていますが、業務中は、水分をとったり、お手洗いに行ったりするのに気を使わなければならず、冷たい視線を送られるような雰囲気の職場もありました。

 

仕事中はすべて思考も体もすべて仕事に捧げなければならず、過剰なまでにサービス精神を求められるんです。

気の行き届いた接客なんて、本来なら有料物なのに、日本ではそれが無料扱いですよね。

客側だって、ある程度の金額しか払っていないのであれば、ある程度のサービスで納得するべきなのに、とにかくサービスを要求してくる傾向にあります。

 

日本って「安くても良いサービス、品質を」なんて掲げているところが多いイメージなんですが、それって裏を返せば労働者が搾取されてるわけですよね。

過剰な働き方が問題視されている今、そろそろ、この考え方を改める必要があると思います。

有休をとったら謝罪

さて、日本は有給消化率が低いという話は周知の事実ですが、有給をとること=後ろめたい、というイメージはあると思います。

 

特に私の働く薬局では、シフト制の事もあり、有給休暇を取った分は他の誰かがヘルプで入ってくれています。

そのため、有給を取った翌日は、「休んでご迷惑おかけしました」と、周囲に謝らなければならない雰囲気がありました。

 

有給申請するときや、休み後の出勤で、謝らなければいけないというのは、どうしても違和感をぬぐえません。残業は当たり前のようにあるのに、休むときだけものすごく厳しくて風当たりが強いなんて。

 

有給をとるのに謝らなければいけない環境って、人が抜けたときに周りに迷惑がかかるってことですよね。


その人がやっている仕事を他の人がどう回すべきか、という情報共有の方法が、しっかり定まっていないんだと思います。それか、人手不足。

それって、働く環境に問題があるのではないでしょうか?

 

有給をとって、もし周りに迷惑が掛かってしまう環境なのであれば、謝るのではなくて、「ありがとう」でいいんじゃないでしょうか。

 

人に迷惑をかけたらいけない、と私は小さいころから教えられてきましたが、こういう思考だと、自分は周囲に迷惑をかけないよう気を張らなければならないし、反対に相手に迷惑をかけられると、イライラしてしまいます。

 

お互いに迷惑をかけてしまうのは避けられないから、そうなった時に、助け合おうね、っていう考え方の方が良いのに。

 

カナダで出会った友人は、新卒1年目で有給休暇を3週間取って旅行に行っており、旅行前日には16時に仕事を終えて帰宅し、準備をしていました。

 

私の通っていた語学学校の担任の先生が有給休暇を取って、代行の講師に授業を受け持ってもらったこともありましたが、「明日からホリデーなの!夫と旅行に行くのよ」って嬉しそうにしゃべっていました。 

有休をとるカナダ人講師のイラスト

二人とも全く後ろめたさなんて感じられません。

 

日本だったら、生徒に、「明日から授業休んで旅行に行くの!とても楽しみだわ!だから明日は代わりの先生になるからよろしくね。」なんて、なかなか気軽に言えませんよね。 

有給休暇が10日って少ない

そもそも有給が10日って少ないと思います。就活してた頃からずっと疑問に思っていたのですが、1年間に取れる最大のお休みが10日って、少なくないですか?

 

しかも病欠って基本無いので、リフレッシュ用のお休みではなくて、基本病気になったとき用にとっておく人がほどんどですよね。人手不足の薬局では、それすらかなわないと聞いたこともありますが・・・。


いずれにせよ、そんなの有給の使い方、全然「休み」じゃない!!

 

海外旅行が好きで、1,2週間かけて海外に行きたい私にとっては、正社員で働くのは無理だと就活する前から思っていました。

 

私の勤務する薬局では、週5プラス残業で身を粉にして働いて、休みの日も他店舗に応援で潰れることがあって、有休も多くて2日連続取れたらいいくらい。

 

なんのために生きてるのか私にはよくわかりませんでした。

 

仕事が生きがいでの人であればいいけど、私自身はそうではないので・・・。

 

年に2,3回くらいがっつり2週間くらいお休みもらって、旅行に行ったり、趣味に時間を費やしたり、家族と過ごしたりできたらいいのにってずっと思っていました。

 
じゃあ、普段有休が取れない分、日本人はこぞってゴールデンウイークの大型連休に有休くっつけて、一気に休みますよね。

 

これって私、すごい効率悪いシステムだと思っているんです。

 

高速道路は混むし、航空券も取れないし、何もかも高いし。
ゴールデンウィークにせっかく旅行しても、混んでて逆に疲れてしまい、リフレッシュできた記憶があまりありません。

 

みんなが好きな時に長期休暇を取れるシステムを作れば、混雑も分散されるし、値段もそこそこに抑えられて、リフレッシュもできる。

 

ゆっくり休むという観点から見れば、いいことづくめだと思います。


有休は文字通り「休む」ためにあるシステムであるべきです。

 

本当に休んでリフレッシュするための有休制度が日本社会にもあれば、ゆっくり休んで心機一転できますし、過労死、自殺も減るのではないでしょうか。

日本は本当に働き方を変えるべき

日本スゴイデス!みたいな日本をほめたたえる番組が多いですが、他国に見習うべき事もたくさんあります。

 

今の日本社会からすれば夢物語ですが、ドイツには休みが取れる労働環境が整っていると聞いて、本を買ってみました。

ドイツにある全ての会社がこうとはいかないかもしれませんが、実際に従業員が休みを取りやすい環境を作り、それで回っている会社があるのも事実でしょう。

日本でも、ドイツのまねできるところはどんどん真似をして、もっと人生を楽しめるような生活ができたら良いなと願ってやみません。

ドイツ人はなぜ、1年に150日休んでも仕事が回るのか (青春新書インテリジェンス)

ドイツ人はなぜ、1年に150日休んでも仕事が回るのか (青春新書インテリジェンス)