薬剤師mokaのいらすとブログ

iPad Proで絵を描きます。新米薬剤師です。

薬局薬剤師として、薬局の待ち時間について考えてみた

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moka(@mokapple)です。

 

私は「待つ」という行動がすごく苦手で、待たされるのがあまり好きではありません。
そんな私の仕事は薬剤師。そう、患者さんにお薬が出来上がるのを「待ってもらう」仕事です。

 

今回は「待つこと」について考えてみました。

私の「待ち時間」に対する考え方

私は基本的に待ちたくない人です。元々短期気味な性格もありますが、時間を無駄にする、という感覚がとても嫌いです。

なので、人を待たせる、ということに抵抗がありますし、薬局で仕事をしているときも、常に待ち時間を考えながら動いています。

 

 

ですが、日常生活の上で、待ち時間というのは避けては通れないもの。
なので、私の場合、その時間を有効活用出来るように、英語の教材や本を持ち歩いたりしています。

でも、自分に余裕がないときって、本当に待ち時間にイライラしてしまうんですよね。仕事や家事など、やることに追われていると、常に焦っていて、やきもきしてしまいます。

 

気持ちに余裕があれば、待ち時間が多少あっても、適度に時間をつぶして待てるのですが。

 

自分が待たされることにイライラするときは、「あ、いま余裕がないんだな」と気づけるいい機会でもあるので、私は、自分を客観的に見る、1つの指標にしています。

日本人は基本的に余裕がない?

日本人は基本的に待たされることに過剰にイライラする人が多い様に感じます。場所にもよるでしょうが、都会に住んでいると特に。


電車が2、3分遅れただけで何度も謝罪の放送が流れますよね。そんなのでいちいち謝っていたら、キリがないよ、と思うのですが。
遅延でイライラして、駅員さんに殴りかかったり、怒鳴り散らす人も珍しくないと聞きます。
これって、余裕がない人が多い、ということなんでしょうか。

 

私も例にもれず、常に急いでいるかもしれません。私はスーパーで並ぶのすら、あまり好きになれません。


セルフレジがあれば、自分でスキャンできるのにな~とヤキモキしてしまいます。
無駄に待たされている気がしてしまうんですよね。

最近、食料品店だけでなく、ユニクロやGU等の衣料品もセルフレジで買えるようになってきましたが、大歓迎です。

薬局は待ち時間が長い?

待ち時間のクレームのイラスト

さて、冒頭でも述べましたが、私の仕事は薬局で働く薬剤師です。

薬局といえば、患者さんからすると、「薬をもらうだけなのにすごく待たされる」というイメージもあると思います。

 

私たち薬剤師は、処方箋を受け取ったときから、常に患者さんを待たせているということを念頭に置きながら行動しなければなりません。
私は、処方箋をもらった瞬間から、カウントダウンが始まって、戦場に立たされている気分になります。

 

それでも待ち時間はゼロにはできないので、服薬指導の時に怒られたり、急いでいるからと、話を聞いてもらえなかったりもするんですよね。

 

ですが、同じ待ち時間でも、病院で、遅いから早くしてとか、などと、受付の方を急かしている患者さんは、あんまり見たことがありません。
「待つ」ということに、どうしてこんなに違いがあるんでしょうか。

待つことに納得いくかが鍵

病院へは、皆お医者さんと話をしたい、相談にのって体調を治してもらいたい、という目的があるから待てるのではないでしょうか。

薬局は、正直薬をもらうだけ。早くもらって帰りたい!という人が多いと思います。

 

「待てるかどうか」の境目は、待ち時間に対してどのような目的があるか。

 

例えば、ディズニーランドみたいに、好きなアトラクションに乗るために並ぶなら、自分が納得できる待ち時間ですよね。


ですが、電車が事故で遅延してホームで待たされるのは、納得のいかない待ち時間。

 

薬局では、体調も良くない中、薬をもらって早く帰りたいのに、病院で言ったことと同じ質問を薬局でもされ、読めば分かるのに薬の飲み方を説明され、まぁ面倒くさいことこの上ないな、と思う人も多くいるでしょう。

つまり、「待つ価値がある」と思っていることには、人は待てるんですよね。
待つ価値があまりない、と思われているので、早く薬を出して帰らてほしい、と急かされるんです。

人を無駄に待たせないのは当たり前ですが、待たせてしまうときはそれなりの価値を提供するべだと思います。

 

今の医薬分業システムに、物申したいことは山ほどあるのですが、薬局薬剤師として、患者さんに納得して待ってもらえる価値を提供できるようになりたいな、と思いつつ、日々勉強しています。