薬剤師mokaのいらすとブログ

iPad Proで絵を描きます。新米薬剤師です。

【2019年版】新人薬剤師の私が読むおすすめの勉強本

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新人薬局薬剤師moka(@mokapple)です。

大学を卒業して国試に受かってから1年以上薬学の世界から離れ、その間に知識も抜け落ち、新薬の情報もわからない、というブランク有り新人です。

 

そんな私が1から勉強する気持ちで、わかりやすい本をいくつか選んでみました。
すべて私が買って今まさに使っているもので、中には先輩薬剤師からおすすめされたものもあります。参考にしていただけると幸いです。

Pocket Drugs

Pocket Drugs (ポケット・ドラッグス) 2019

治療薬マニュアルに代表されるような、薬の辞書!みたいな本は薬剤師なら一冊は持っておきたいですね。
わからない薬に出会った時、すぐに調べられるので、とても心強いです。

 

初めは治療薬マニュアルを買おうかと思ったのですが、治療薬マニュアルとか、今日の治療薬とかって、重いし、内容も難しくてとっつきにくい・・・。

というのがブランク明けの私の感想。 

 

薬なんて実習以外触ったことも見たこともないような私には、こちらの書籍が一番しっくりきました。

  • 小さくて軽いので、白衣のポケットにも何とか入る
  • カラー印刷
  • 薬の写真が掲載

で、ビジュアル的にも理解しやすく、新人薬剤師にはぴったりの一冊です。

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薬剤師レジデントマニュアル

薬剤師レジデントマニュアル 第2版

待望の2版が2018年にでました。

この本は、調剤の流れから検査値、バイタルサイン、そして糖尿病や高血圧をはじめとした、知っておくべき疾患、処方例、薬剤師として気を付けるべきポイント等、かなり広範囲にわたって網羅されています。

色々本があって、どれを買えばよいかわからない!という人であれば、この本だけは必ず買っておいて損はないと断言できます。値段も専門書の中では、まだお手頃。

 

この本の良いところは、適度に必要な知識が簡潔に載っていて、調べやすく、かつ持ち運びやすいという事。 白衣のポケットにもなんとか入る、小型サイズです。

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治療薬の臨床薬理データブック

なぜ効く?どう違う?を理解し処方するための 治療薬の臨床薬理データブック【電子版付】

臨床現場で働いてみて感じることですが、薬理作用の知識は仕事上必要ではあるものの、患者さんに直接話すことはありません。
つまり、アウトプットの場がないんですよね。

 

アウトプットする機会がないと、知識はどんどん抜け落ちていってしまいます。

そんな時、簡単に薬理作用を思いだせる本があれば、と思っていたところ、この本を発見しました。

ざっくり説明すると、代表的な薬剤ごとに下記の情報がわかりやすくまとめられています。

  • イラストで作用機序
  • 肝代謝か腎排泄、バイオアベイラビリティ
  • Cmax、T1/2のグラフ
  • 適応症、用法用量
  • 副作用、禁忌
  • 同種同効薬

これらの情報は添付文章やIFを駆使すれば集められるのでしょうが、やはりコンパクトにまとまっていると、嬉しいですよね。

 

大きさもコンパクトなので、重量感はありますが、なんとか持ち運びもできるサイズです。

 

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ひとりで学べる調剤報酬事務&レセプト作例集

 

’18’-19年版 ひとりで学べる調剤報酬事務&レセプト作例集

薬局薬剤師の人におすすめの1冊。

薬学管理料って何ぞや?っていうレベルで、調剤報酬のことが何もわからなかったので、買いました。

お薬手帳を持ってきたら値段が変わるだの、一包化したら加算するだのしないだの、ややこしくて困っていたのですが、この本を読んだらすっきりしました。

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病棟でよく使われる「くすり」

病棟でよく使われる「くすり」

この本は、新人薬剤師さんには特におすすめの本!
看護師さん向けのくすりの本なのですが、カラフルでとにかく内容がわかりやすいんですよね。
薬剤選択の基準、特徴、作用機序など、薬についてしっかりと記載されています。
 
看護師さん向けの本はわかりやすくて、しかも薬剤師向けの本より、値段も安めの傾向にあります。
新卒さんであまり専門書を買うお金がない状況でも、この本なら2000円代で買えるので、1冊お手に取ってみてはいかがでしょうか。

私は、毎日のようにこの本にお世話になっています。

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薬局ですぐに役立つ薬の比較と使い分け100 

薬局ですぐに役立つ薬の比較と使い分け100

薬剤師として働き始めて、「同じような作用の薬ってすごく多いけど、どうやって使い分けされているんだろう?」ってすごく疑問に思っていたんですよね。

そんな疑問を解消してくれる一冊がこちら。

 

スタチンの違いとか、カルシウム拮抗薬の使い分けとか、正直全くわからないので、すごく役に立ちました。

 

古い薬がこれで、新しい薬がこれ、といった、薬の新旧がわからず、そもそも考えたこともなかったのですが、この本は、それが薬剤師業務をしていくうえで、大切な知識であることを教えてくれました。
この薬Aは薬Bの改良版で、効果は高いけど、その代わりに適応が狭い、といった説明を読んで、「どっちも同じ作用の薬なんだから、どっちでもいいじゃん!」なんて思っていたのですが、違いがわかってスッキリしました。

 
薬学生さんにも、ぜひ読んでみてほしいです。

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薬効別 服薬指導マニュアル

薬効別 服薬指導マニュアル 第9版

「とにかく詳しい服薬指導の方法が知りたい!」「どんな薬剤にでも対応できるようになりたい!」という方にはおすすめの一冊。

治療薬マニュアルの、服薬指導版といった感じです。

待望の第9版が出たので即買いしました。

殆どの薬の服薬指導の際の説明文書に合わせて、より詳しい作用機序が載っているので、作用機序を復習しながら、服薬指導方法も学べます。

 

私は、新しく触る薬が出たら、必ずこの本で勉しています。

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処方がわかる医療薬理学

処方がわかる医療薬理学 2018―2019

薬局に勤めて感じたのですが、薬局薬剤師が得られる情報って、本当に少ないんですよね。
患者さんの疾患名すらわからないなんて、ちょっとどうなの?って思います。

 

処方から病気を読み取るのが難しすぎて、悩んだ挙句、疾患から薬を見てみよう!と思い、こちらを購入しました。

疾患からどのように薬剤を選択していくかが、わかりやすく記載されていて、1度読んだだけで割とすんなり頭に入ります。大学の教科書とかにもよさそう。

前頁カラー、しかも疾患ごとの項目の最後に、その疾患に使われる薬をまとめた表があるので、「この薬って何に分類されるんだっけ?」となっても、表を見るだけで一目で確認できます。

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くすりの科学知識

くすりの科学知識 (ニュートン別冊)

前頁カラーでイラスト多め。

これは、受容体ってなんだっけ?とか、薬って体内に吸収されたらどうなるんだっけ?なんて薬剤師としては基本的な知識さえ忘れている、私のようなブランク薬剤師におすすめです。

 

薬剤師向けの本ではなく、薬学を学んでない人向けに作られているので(とはいっても内容は結構専門的ですが)、比較的わかりやすく、忘れた知識を取り戻せます。

 

抗ヒスタミン薬が眠くなるしくみさえも覚えてなかった私は、この本から勉強しなおしました。

ちょっとした読書や、知識の再確認には最適の1冊です。

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上級編 今日の治療指針

今日の治療指針 2019年版[ポケット判](私はこう治療している)

こちらの本は、お値段も張りますし、難易度も高めですが、総合病院前など、とにかく色々な疾患の処方が来るような薬局では、持っていて損はないと思います。

 

疾患と処方例、さらに服薬指導の時のポイントや、注意するべき副作用も書いていて、情報量はたっぷり. 薬剤師レジデントマニュアルのすごく詳しいバージョン、というイメージで読んでいます。

お値段はそれなりにするけれど、そのくらいの価値はあるといえる本。勉強したいなら、ぜひ。

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薬剤師として働く以上、知識のアップデートは常に必要です。新人のうちに、どのように情報を収集し、学んでいくかのスタイルを身に着けておくのは大切だな、と思います。