薬剤師mokaのいらすとブログ

iPad Proで絵を描きます。新米薬剤師です。

【イラストで学ぶ】睡眠薬の分類と特徴

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moka(@mokapple)です。

薬局で毎日処方箋を見ていると、よく処方される薬というのがおのずとわかってきます。

私が薬局で働き始めて、服薬指導の回数もまだ数回だったころ、患者さんから睡眠薬について質問を受けたのを覚えています。

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眠剤は触らない日がないというくらい、よく出る処方。

そこで今回は、眠剤について勉強してみました。

非ベンゾジアゼピン系とベンゾジアゼピン系

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非ベンゾジアゼピン系

例:マイスリー(ゾルピデム)

  • 抗不安作用が弱い
  • 筋弛緩作用が弱い

高齢者に使用しやすいようですが、それでもふらつきがゼロとは言えないため、服用の際は注意をしておくように促すことが重要とのこと。

ベンゾジアゼピン系

例:ハルシオン(トリアゾラム)

  • 抗不安作用あり
  • 筋弛緩作用あり

不安な気持ちを持つ人、神経症や心身症の人にも使用される薬剤。

短時間作用型の薬は特に、健忘症や記憶障害に注意しなければいけません。

様々なタイプの不眠症の第一選択薬と記載されていましたが、長期間飲み続けるものではないので、徐々に減量していかなければいけない薬のイメージです。

オレキシン受容体拮抗薬、メラトニン受容体作動薬

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オレキシン受容体拮抗薬

例:ベルソムラ(スボレキサント)

オレキシン:覚醒機能を高める物質、つまり目が覚める物質。

  • 入眠
  • 中途覚醒

目が覚める物質であるオレキシンが受容体に結合するのを阻害して、入眠障害を改善します。

依存性や耐性については、ベンゾジアゼピン系より優れているといわれているとのこと。

ただ、ベルソムラ(スボレキサント)の場合、悪夢を訴える患者さんが多いですよね。

あと禁忌薬、特にクラリスロマイシンには注意した方がいいと思います。

メラトニン受容体作動薬

例:ロゼレム(ラメルテオン)

  • 生体リズム調節
  • リズム異常のある不眠症に適している

メラトニンは体内時計を調節するホルモンで、太陽の光を浴びると分泌が抑制され、夜になると分泌されて睡眠へと促していく働きをします。

ロゼレム(ラメルテオン)はこのメラトニンの働きをしてくれるので、就寝前に飲むことで、眠れるようにします。

 

昼夜逆転してしまっているなど、生活リズムが乱れている人に適している薬剤と言えるとのこと。

耐性、依存性がないといわれています。

参考

今回の記事は下記資料をもとに作成しました。

 

 ※本記事は、薬剤師等の医療従事者を対象とした勉強用の記事であり、一般の患者様向けではありません。薬の服用はかかりつけの医師・薬剤師の指示に従っていただくようお願いいたします。