新人薬剤師のmoka(@mokapple)です。
新しい環境で働いたり、新しいことを覚えるのって大変ですよね。
私は薬剤師1年目のとき、お局さんから何度も怒られて、かなり辛かったり、元気が出ないときに、いつも読んで励まされている本がありました。
本との出会いはタイミングです。そのときの状況にあった本を読むのが大事。
絶好調!!の時に、どんな良い「落ち込んだ時に読む本」に出会ってもなかなか心には響かないですよね。
今回は私が今までに落ち込んだり、悩んだりしてきたときに出会い、励まされてきた本をご紹介します。
今悩んでいる人も、ぜひ手に取っていただきたい本たちばかりです。
いい言葉はいい人生を作る
斎藤茂吉を父にもつ、精神科医の斎藤茂太さんの本。
この人の本は、文体も明るく、深刻な悩み事も「そんな大事じゃないんだよ」と、とっぱらってくれる明るさがあります。
私は暗記するほどこの本を読みこんでいて、しかもなぜか2冊持っています。
人生に失敗がないと、人生を失敗する。
過去は安い本と同じ。読んだら捨てればいい。
悪いできごとは、最悪を避けさせるシグナルなんだよ。
元気になる言葉、考え方がたくさんのっています。
「心の掃除」の上手い人下手な人
同じく斎藤茂太さんの本。
日常生活で嫌なことがあったり、もやもやした気持ちになることは避けられません。
そんな時にどういう心持ちで対処したらよいかが書かれている本です。
つらいときは、自分をほめてほめてほめつくせ
「いつでもやめてやる」が、続ける原動力になる
表情の「いきいき」が、運も人も引き寄せる
私は人生の9割は思うようにすすまない、と思って生きています。
心の掃除がうまい人になって、職場で嫌な人がいたり、顧客に辛いことを言われたりしても、笑って受け流せるくらいの余裕が持てるようになりたいですね。
「悩みグセ」をやめる9つの習慣
こちらは、精神科医の和田秀樹さんの著書。
この本のポイントは、文字だけでなく、わかりやすいイラストも添えてくれているので、とても読み進めやすいことです。
私はとにかく物事をネガティブに考えがちで、いつももっと気楽な考え方をしたいなぁ、と思っているので、この本を手に取りました。
「そんな風に考えないで、こういう考え方にシフトしたらいいんだよ」と優しい言葉で教えてくれます。
あきらめが悪い人ほど100点を目指す
心の余裕があると人は悩まない
「あきらめる」は未来につながる
この中で、私が面白い考えだな~と感じたのが、「嫉妬」とは手をにぎる、という考え方です。
自分よりできる人が目の前にいたら、「なんであの人は成功しているのに私だけ」なんてネガティブな感情が出てきてしまうんですよね。
でも、よく考えたら、自分が欲しいものを手に入れている人がいるって、よいお手本が目の前にいるってことなんですよ。
その人を真似したり、やり方を工夫したりすれば、自分もその欲しいものに近づけるかもしれない。
そんな風に、妬みや嫉妬をプラスへの原動力にするのは大切だと思います。
【おまけ】スタンフォードのストレスを力に変える教科書
ケリーさんの本は、前作は読みましたが、実は上の本はまだ読めていません。読みたい本リストに長いこと入っているので、そろそろ読まないと・・・。
ストレスや緊張に死ぬほど悩まされていた私には、すごく救いになる内容でした。
要は考え方次第
これらの本に共通して言えることは、「要するに考え方次第」ということ。
起こってしまった事は変えられないので、どうとらえて、今後の行動につなげていくかが大切です。
たくさん悩み、時には涙した1年目ですが、これらの本に支えられて、なんとか頑張ることができました。
皆さんも、今の自分の状況に合うかも、と思えるような本があったら、ぜひお手に取ってみてください。